煙草やめたっ!

【禁煙するまえの自分】

●吸いはじめは15歳くらい。高校3年生の頃からは毎日吸うようになった。
●浪人生の頃は既に、ハイライトを心から旨い!と思って吸っていた。
●煙草遍歴は誰でも持っている。わたしが最近まで愛していたのはキャスター3mm。
●コーヒーと煙草、休憩時間の一服、酒と煙草、運動の後の一服、演奏会前と後の一服、最高。
●職場などの喫煙所で、愛すべき喫煙者仲間との交流。
●パイプを集めるのが趣味。葉はボルクムリーフの黒。バーボンの染みこんだ野趣溢れる味わい。
●周り中止めても、俺一人になっても吸いつづけると豪語していた。
●もし煙草が発売禁止になったら、栽培してでも吸いつづけると豪語していた。
●本当に煙草が好きだった。愛していた。自分のアイデンティティーの一部だった。

それが、04年、6月26日をもって煙草やめたっ!。

実は6月末にひどい風邪をひいて3日程煙草を吸う気がおこらなかったのだ。 

病院の待合室なんかに貼ってある、「喫煙者の肺・非喫煙者の肺」みたいなポスターで少〜し煙草止めなきゃな・・、という気持ちもないでもなかった。

最近のインテリ層に喫煙者が非常に少ない。喫煙=かっこいい、っていうシャーロッキアンでもある自分の中の美学がとっくの昔に消滅していた。

最近、風邪をひきやすい。来年40歳、子供も2人になった。そろそろ健康に気をつけるべきとの思いは高まっていた。

そんなうっ積した理由から、6月の風邪をきっかけに、
「このまま禁煙しちゃったりして・・・・」と思って試しに禁煙してみたのだ。

それが続いてそろそろ半年になります。

まさか自分が半年もの禁煙に耐えられるとは思っていなかったのですが、

生っ粋の愛煙家がここまで来た心と体の葛藤をいろいろと書いてみたいと思います。

<つづく>