00年〜2年の札響Topic's格納庫

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健康診断('02.5.19更新)

今日は職場の健康診断でした。札響は札幌市の中小企業共済に入っていて、そこが指定している様々なサポートを受ける仕組みになっています。札幌の中小企業にお勤めの方はご存じだと思いますが、”さぽーとサッポロ”なる機関紙の配布も受けているので、映画とかスキー場とか旅行とか色々割引になって便利ですよね〜。

それで今日は年に一度の健康診断でした。朝の8時に大通りの”ぺあーれ札幌”に行かなければならないのは、夜のお仕事のわれわれにとっては時間的にかなりしんどいです(笑)。健康診断は前の日の夜9時以降からの断食、禁煙、禁酒と、当日のバリウムが辛いですよね。特にバリウムは後の始末が大変・・(笑)。今夜の11時くらいですが、やっと全部出た感じです。この21世紀のコンピューターの時代に、あのバリウムはなんとかならないもんでしょうか?。

健康診断といえば、音楽業界ってすごく喫煙率が高いです。わたしも煙草吸いますが、オーケストラの場合今だに半数以上の人は煙草吸うんじゃないだろうか。正確に統計を取った訳ではないのですが、札響の場合は男女ともに6割くらい喫煙者がいると思います。

あと大酒飲みもけっこう多いし、生活も不規則なので健康診断にひっかかる人はけっこう多いのです。他にも楽器によって色々な職業病みたいなものがあります。ヴァイオリン奏者の左耳難聴とか、チェロ奏者やコントラバス奏者の腰痛、ホルン奏者は身体を斜めにして吹いているので背骨や首を痛めたり、あと緊張(ストレス)から来る諸々の精神的肉体的な症状もあったりします。

好きな事やっててもそれなりに苦労は多いのです(^^)。

地下街コンサート再開('02.1.18更新)

今月から『札響地下街コンサート』が再開されます。昨年3月から8月まで行われていたコンサートですが、会場のオーロラタウン水の広場の改装工事のため中断していました。工事が終わり今月から再開されます。

1月21日(月) 16:00開演(30分程のミニコンサートです)
会場:さっぽろ地下街オーロラタウン オーロラタウンプラザ  入場無料
今回は弦楽四重奏です。ドボルザーク「アメリカ」4楽章 他。
三原豊彦、土井奏、三原愛彦、荒木均

次回からの情報も当ページでもお知らせします。こうご期待。

以前掲示板に「なぜ皆が行けるもっと遅い時間や休日に設定しないの?」というご質問が寄せられましたが、人が集まりすぎて通路が塞がれる事への配慮だそうです。痛し痒しですね・・。

ユニオン札響イケてる大新年会2002('02.1.5更新)

恒例のユニオン札響新年会が今年も開かれました。ユニオン札響とは札幌交響楽団の労働組合なのですが、オーケストラに労働組合ってなんだか似合わないですね。札響に労働組合があるという話しをすると大抵の人は笑います(笑)。ちなみに私は現在組合の書記長をやってます。委員長はティンパニの真貝さんです。図らずもホームページコンビニなってます。札響労組は全楽員が会員になっていて、執行部の役員が12人います。委員長1名、副委員長2名、書記長1名、副書記長2名、賃金対策部、演奏対策部、福利厚生部、総務部、情報宣伝部、法規対策部の長とうい構成です。

オーケストラの労働組合というのは札響の財団と時には対立し、時には協力して札響団員の待遇改善や延いては音楽家の社会的地位向上のための活動をしています。残念ながら日本ではいまだに「音楽家は清貧に甘んじてこそ・・」という風潮が根強くて、そういう方たちの頭を解して差し上げるのはなかなか難儀な仕事です(苦笑)。

新年会は楽員と家族のための福利厚生の一環と普段札響が一方ならぬお世話を頂いている方々への感謝の宴でもあります。


鏡開きの後、乾杯の音頭をとる尾高さん。

 

ジルベスターコンサート('02.1.2更新)

札響が初めて”ジルベスターコンサート”に出演しました。主催は朝日放送系列のHTBです。大晦日の22時開演、元旦の0時10分終演でした。指揮は山下一史。中丸三千繪(ソプラノ)五郎部俊郎(テノール)、須川展也(サックス)。という出演者でした。

私個人もジルベスターコンサートというのは初めてで、家族で紅白を見ない年も初めてでした。でも夜中に演奏会をやるというのも面白いものです。集中力を持続させるのは大変ですが、客席と舞台の一体感というか、「こんな夜中にキタラに集まっちゃって・・」というよな一種村的な連帯感が生れますね(笑)。

18:00〜20:00リハーサル、22時開演というスケジュールだったのですが、キタラの舞台裏のモニタで空き時間は皆で紅白みてました。今年の一番はやはりドリフターズですな。美川憲一の展覧会の絵から演歌に繋がる編曲は楽屋中大爆笑でした。ちなみに去年の1番お気に入りはピンクレディーでした。ビデオが出たら買ってもいいと思うほど気に入りました。

ヴァイオリンとチェロに新入団員('01年9月8日更新)

土井 奏さん(ヴァイオリン)

昭和47年生れ。富山県出身。愛知県立芸術大学卒業。セントラル愛知を経て9月1日付けで札響入団。

本人からの一言:私が小学生のころに初めて聴いたオーケストラが、富山に遠征中の札響でした。それから刷り込み効果でプロオケといえば札響と自分の中で定着してしまっています(笑)。頑張りたいと思います。

土井さんはとっても気さくな好青年という雰囲気の人です。ひさびさの男性ヴァイオリン奏者の入団、熱烈歓迎です。

土井奏さん


坂 菜々子さん(チェロ)

O型、天秤座、武蔵音大卒、桐朋研究科を経てリスト音楽院で学ぶ。9月1日付けで札響入団。

本人からの一言:実は荒木さんのHPは入団する前から知っていました。ここに載るなんて夢のようです。

チェロパートもギャル入団で一気に若返りました。それにしてもなんて素晴らしい”一言”でしょう・・。早速「お気に入り」に追加しました(^^)。

坂菜々子さん


チェロの鈴木敏幸さん定年退職('01年9月8日更新)

チェロの鈴木敏幸さん(通称:ビンコーさん)が9月をもって定年退職します。ビンコーさんは昭和43年入団以来、33年間にわたって札響に在籍しました。ビンコーさんは札響チェロ奏者としてはもちろんですが、楽員労働組合の結成と発展に並々ならぬ役割を果たした人でもありました。私も組合の役員をやっているのでいろいろとお世話になりました。

9月で定年ではありますが、英国公演やその前の特別演奏会にも出演するので、またお別れという気はしないです。が、私が子供のころに聴いていた札響のチェロの”超”が付くベテランのおじさんたちはこれで全員いなくなってしまいます。60才で定年って早くない?って毎度ながら思ってしまいます。最後にプルトを組める事になったので別れを惜しみたいと思います。

鈴木敏幸さん


ヴィオラの馬場順子さん退団('01年6月23日更新)

ヴィオラの馬場順子さんが6月の定期演奏会を最後に退団します。馬場さんは大学卒業と同時に札響に入団し19年と6ヶ月在籍していました。今回の退団はもちろん定年ではなくご自身の幸せのために東京のほうに行かれるためです。

馬場さんは通称「あられ」さんと呼ばれていてヴィオラがとても上手で、いつも明るく美しく!、とてもいいムードメーカーの役周りでした。関西出身で大のタイガースファンでお酒が大好きで。こういう人が退団するのは残念でなりませんが、ずいぶん悩んだ末の決断とのことで仕方ありません。

今日(6月22日)、あられさんの送別会が狸小路のライオンでありました。現役団員はもとよりOBも沢山あつまりました。「俺が中途退社してもこんな盛大な送別会はないな・・」と思いました(笑)。あられさんの人柄がなせる業です。どうかお幸せに。


「沢山の人を送りだしたこの場所で、自分が主役になる日がこんなに早く訪れようとは・・」というのは本人の談。


まん中があられさん。

チェロの川崎さんの力作『あられの思い出』上映中。皆から集めた19年分のスライド。皆若い・・・・。

 


第3回札響くらぶコンサート('01年6月4日更新)

さる5月26日、札響くらぶ主催による『第3回札響くらぶコンサート』キタラで開催されました。既にご存じのかたも多いかと思いますが、札響くらぶとは札響を応援するファンクラブです。創立が1996年、現会員数は約400名。年4回の会報発行、年2回の札響楽員との交流会、年1回の札響コンサート開催が主な活動内容です。

今年で3回目を迎えたこのコンサートも”札響くらぶ祭り”としてすっかり定着したようです。今回はプログラミングや指揮者の人選など、札響くらぶがアンケートの結果をもとに決定したそうです。

ちなみに今回の指揮は青島広志さん、曲目はドボルザークの「新世界」をメインプログラムに据えたものでした。恒例の指揮者コーナーには4人のお客さんが、コンサートの場で選出され札響を指揮しました。(曲目はオッフェンバックの「天国と地獄」序曲の最後のフレンチカンカンの部分です)

指揮者コーナーは期待していたよりみなさんまともに振ってらっしゃいました(笑)。個人的にはもっとテンポの揺れる曲を選んで、「お客さん指揮者」がどう指揮棒を動かしてもオケはそれに付ける・・・、っていうやり方の方が盛り上がるんじゃないかと思います。なんといってもこのコーナーがコンサートの目玉ですから・・(^^)

コンサート終了後はキタラのレストランで恒例の交流会が盛大に行われました。くらぶの会員と楽員と会わせて200人くらいいたでしょうか。いろいろな方とお話しできて楽しい会でした。

ちなみに札響くらぶは年会費2000円で随時会員募集とのことです。定期演奏会のときホワイエに受け付けテーブルが出ています。札響事務局でも受け付けています。

こういう会が存在してオーケストラのファンクラブとしては全国でも有数の規模を誇っているというのは、頼もしくありがたい限りです。また札響くらぶ事務局のみなさんの正に献身的なご尽力には頭が下がります。・・というか足を向けて眠れません。これからもよろしくお願いします。まだ入会してない方は入会しましょう!


交流会で挨拶する札響くらぶ上田文雄事務局長。見づらいですが青島広志さんの姿も・・

上田先生といえば何年か前の札響新年会で、ご自身でCDまで制作している「聴く憲法」を披露され、「札響をバックに歌った人は数知れず・・。でも札響を前に歌ったのは私が初めてでしょう」という挨拶がとても印象的でした(爆) ご自身は超有名な弁護士です。「聴く憲法」のCDはこちら


英国公演のスケジュールほぼ決まり。(01年4月21日更新)

2001年札響英国ツアーのスケジュールがほぼ決まってきたのでおしらせします。

指揮:尾高忠明 
ヴァイオリン:竹澤恭子
ソプラノ:レベッカ・エヴァンス
ピアノ:ジョン・リル

日程

都市名

会場

開演

曲目

10月24日

スウォンジー
(ウェールズ)

Brangwyn Hall

19時30分

シベリウス:交響詩「フィンランディア」
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
マーラー:交響曲第4番

10月25日

クロイドン
(イングランド)

Fairfield Hall

20時00分

シベリウス:交響詩「フィンランディア」
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
シベリウス:交響曲第2番

10月28日

ベルファースト
(北アイルランド)

Waterfront Hall

15時30分

武満徹:スター・アイル
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
マーラー:交響曲第4番

10月29日

バーミンガム
(イングランド)

Symphony Hall

20時00分

ドヴォルザーク:謝肉祭
ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番
シベリウス:交響曲第2番

10月30日

ロンドン
(イングランド)

The Barbican Ceter

19時30分

武満徹:スター・アイル
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
マーラー:交響曲第4番

11月1日

カーディフ
(ウェルズ)

St.David's Hall

19時30分

武満徹:スター・アイル
モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番
シベリウス:交響曲第2番

11月3日

エディンバラ
(スコットランド)

Usher Hall

19時30分

シベリウス:交響詩「フィンランディア」
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲
マーラー:交響曲第4番

お近くにお住まいの方は是非お誘い合わせの上ご来場ください・・(^^)

4年ほど前に東南アジアを6ヶ国くらい周るツアーがあったのですが、その時は旅行そのものは楽しかったのですが、朝の5時に荷物を廊下に出さなくてはいけないとか、次の国に入るとホテルで休むまもなくレセプションに行かなくてはいけないとか、暑い中スケジュールもきつくて本当に大変でした。あの時に比べると今回の英国公演はスケジュール的にはとても楽です。

イギリスは行ったことないので楽しみです。ノートパソコン持っていくので当地からいろいろご報告する予定です。(向こうでインターネットどうやってつなげるんだろう、誰か教えてください(^^)


円光寺さん最後の定期。(01年4月21更新)

 

昨日(4月20日)の定期演奏会は先にお知らせしたように、円光寺氏が正指揮者として登板する最後の演奏会になりました。ブルックナーの4番交響曲が終わった後、各セクションを立たせて(弦楽器までそれぞれのセクションを)、最後に花束を受ける円光寺さんにさかんな拍手がよせられました。客席もまあまあの入りだったのではないでしょうか。

終演後キタラのレストランで札響主催の慰労会がありました。ほとんどの楽員の札響クラブのかたたちの姿もありました。

下の写真はその後開かれた『円光寺さんまた戻ってきてねパーティー』の模様。


新入団員のお知らせ。('01年4月15日更新)

高橋聖純さん(フルート)。超難関のフルートオーディションを勝ち抜いて4月1日付けで入団しました。大柄で身長189cmあるそうです。見かけからは想像しがたい繊細で美しい音の持ち主です。4月の定期が定期演奏会初登板です。大きいのですぐに分かるはず。PCは全く弱いそうです。何人かで話していてインターネットの話題になった時、「ホームページっていうのは見るものなんですか?」と聞かれてしまった・・(^_^;)。見るものです。『絶対に食べてはいけません』。

 

円光寺雅彦氏、札響正指揮者辞める。('01年4月15日更新)

 

3年間札響正指揮者として活躍された円光寺雅彦氏がこの4月一杯で辞められます。3年間契約でしたが契約の延長はしないとのご自身の判断だそうです。残念ですが仕方ありません。今後のご活躍をお祈りします。正指揮者として札響を指揮するのは4月定期が最後になります。 


2001東京公演終了('01年3月29日更新)

3月28日、毎年恒例の東京公演が無事終わりました。演目は24日に札幌で行われたのと同じ尾高忠明、戸田弥生でドボルザークSym.8,Vn.con,謝肉祭でした。

4年前を最後に大阪公演がなくなってから思うのですが、北海道から行って東京1公演で帰ってくるのはもったいない気がします。いろいろな事情で仕方ないのでしょうがなんとかならないものかとつい思ってしまいます。去年は東京の後京都公演がありましたが、今年は東京のみでした。バブルの頃は一時「地方オケ特集」みたいなコンサートがオーチャードで9月頃に数年連続で行われてた時期もあったのですが、またああいう企画が浮上しないでしょうかね・・。まあ無理でしょうが。

今年も東京公演はサントリーホールでした。キタラが出来る前はサントリーホールに行くたびに羨ましく思ってましたが、お蔭様で最近は全然羨ましくないです(笑)。お客さんは7割強といった入りでした。


サントリーホールでのリハーサル前の風景。


ホールのあるアークヒルズ脇の桜並木。既に満開に近かった。


地下街コンサート−続編−(’01.3.16)

HBCで地下街コンサートを含めた札響の特集がありましたね。マスコミの反響はかなり大きかったです。当H.P.の掲示板でも賛否両論ふくめ感心の大きさに正直少し驚きました。

掲示板で散々話題にのぼりましたが、地下街のような場所、例えばデパートのロビーとか屋上とか、あるいは駅とか・・、そういった雑踏の中での演奏って職業で演奏家をやっていればはっきり言って別に珍しい事ではないです。団員たちの態度も慣れたもんでした。

それがこと財団法人札幌交響楽団の事業となれば話しは別・・。という事を思い知りました。各方面からの反響もしかり、「あんな場所で演奏して大丈夫なの?」というご心配もあり、マスコミの扱いも概ね”画期的”というものでした。

事務レベルでは地下街のご協力を仰いだり、警察の協力ももちろん必要ですし、会場になってる広場はイベントがけっこうあって日程の調整なんかもシビアらしいです。今回の企画は札響の白鳥専務理事の発案なのですが、そうした外部との交渉や楽員の組合との折衝などハードルは少なからずあったと思います。英国公演を含めた創立40年の記念事業のひとつとして注目度はかなりのものでしたし、第1回めは大成功だったのではないでしょうか。

話しは変わってこれも掲示板に書いたのですが、マスコミで沢山取りあげていただいて嬉しい限りですが、どうしても「不況で貧乏な札響が街中で演奏して哀れ」みたいな扱いになってしまうのはちょっと・・、という感じです。ほとんどのテレビ雑誌新聞で『公演回数が減って経営難』って書いてますけど、公演回数よりも公的助成金減額にスポットを当ててほしいです。コンサートの収益のみで成り立ってると言えるオケなんて世界中どこにもないですし。オケってチケット代や公演の単価を現実的な値段にして且つ経営が成り立つためには公的助成などが構造的に必要な存在だと思います。だからこそ「街の文化のバロメーター」なんだと思います。

3月定期のプログラムに載った写真。司会してます。テレビカメラが沢山写ってます。

公演前の白鳥専務理事の挨拶。「40年育てていただいてありがとうございます」って言ってます。


第1回地下街コンサート 盛況でした。(’01.3.2更新)

 

本日('01.3.2)先にお知らせした地下街コンサートが午後4時より、地下街オーロラタウン水の広場で開催されました。

金管楽器、打楽器6名によるアンサンブルと弦楽器10名によるがそれぞれ15分づつ行われました。沿道というか、広場にはかなりの人が集まりました。300人くらいいたでしょうか。警官も何人かいてテレビなど報道は全社揃っていたと思います。熱気に包まれたという表現がぴったりの状況でした。

最初に札響の専務理事の挨拶があり、そのあと金管からはホルンの菅野さん、弦は私荒木がそれぞれ司会を受け持って進行しました。

いろいろと心配されたコンサートでしたが、無事に終わりまずまずの成功だったのではないでしょうか。音響面など反省点は今後の改良のためのデータにしていけばいいと思います。ご来場の皆様、ありがとうございました。

家に帰ってきて6時のニュースをチャンネルを変えながら見ました。各社のいろんなカメラアングルから見れて楽しかったです。練習から取材に来てたHBCは来週木曜日に札響の特集を組むとか・・。楽しみです。

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札響オーロラタウンコンサート(’01.2.23更新)

3月2日の第1回を皮切りに『札響オーロラタウンコンサート』が地下街オーロラタウン水の広場ではじまります。

”創立40年の感謝の気持ちを現す””市民にとけ込む札響の姿を広くアピールする”のが札響側の目的です。毎月1回開かれます。30〜40分程度で、数名から十名くらいのアンサンブルで有名な曲をやる予定ですので是非足をお運びください。

ちなみに3月2日の第1回めは午後4時からで、金管5重奏と弦楽アンサンブルです。弦楽アンサンブルは10人編成でモーツァルトのアイネ・クライネ・ナハトムジークやアンダーソンの小猫のワルツ、他。です。(ちなみに私も出演します(^^)


新コンサートマスター決定。(’01.2.22更新)

ニキティンさんが札響を辞めて東京交響楽団に行ってから約半年経ちました。その間菅野まゆみさんが一人でコンマスを務めていたのですが、4月からもう一人コンマスが加わります。田島高宏さんという人です。札響には8回ゲストコンマス、あるいはゲストアシスタントコンマスとして登場してます。招聘の楽員を迎えるときは通常のオーディションはないのでこの様にゲストで迎えて楽員の評価を確かめるのがだいたいいつものやり方です。田島さんは演奏も人柄もとても評価が高かったです。特に印象的だったのは12月定期のシュニトケのソロだったのではないでしょうか・・。(当HPの掲示板でも話題になりました)

田島さんは異例の若さで弱冠22歳!。桐朋の4年生です。2月定期にも来てたのですが「帰ったら卒業試験が待ってる」と言ってました(笑)。・・・卒業出来なかったりして・・(爆)。

仙台出身、和波孝禧氏に師事。日本室内楽コンクール第2位入賞。というのが経歴です。「楽員皆で育てれば凄いコンマスになる。そうなれば”札響が育てたコンマス”として我々としても誇らしい」というのは推薦者の尾高氏の談。

昨日の北海道新に大きな写真入りの記事が出てました。楽員はもとより札響ファンからも大きな来たいが寄せられているのを物語っているのだと思います。

11おまけ

道新の記事。


札響の英国公演本決まり・・・らしい。(00年11月10日更新)

11月4日くらいの道新に英国公演本決まりの記事が出たらしいです。うちは道新とってないので読んでませんがそのようです。楽員向けのアナウンスはまだないのですが・・・。ホテルをどうするとか具体的な話しも出てるようですし決まってるみたいです。(どちらにせよ100人位の人間が移動するわけですから宿泊・交通は今から動かなければいけないわけですけどね)。当初ドイツにも寄るとか寄らないとかいう話しが出てましたが、今回はイギリスと北アイルランドだけのようです。期間は2001年10月末から11月初旬くらいまでの2〜3週間位で10数ヶ所で公演するらしいです。

英国公演は2001年の英国でのイベントに出るというもので札響に招待状が来たというとこです。招待といってもお金はこっちもちなので金策が大変のようです。かかる費用1億7千万の内公的援助は1億で残りはスポンサーやお客様のご支援を仰がなくてはならないとのことです。それで「本決まり」というのに時間がかかってるんですね。この辺の事情、内部のネタをバラしてるわけでなはく、全て新聞や雑誌から仕入れたものです。

これだけ新聞などで報道されていながら当ホームページで取り上げないのもな・・、と思いあやふやながら書きましたが、はっきりした内容が分かり次第再度ご報告します。


新入団員のおしらせ。(00年11月10日更新)

ファゴットに札響初の女性管楽器奏者!

夏山朋子さん、大阪生れの大阪音大卒業。ドイツに留学していろいろ活躍されたみたいです。いかにも関西人といった明るくて気さくなおねえさんです。最近なぜか関西人が多いです。


退団と入団のお知らせ(00年9月20日)

今回は多いです。2人退団して2人入団します。退団する2人は札響にとってとても大きな存在の方達でした。とりあえず昨日の定期演奏会のプログラムの紹介記事を転載します。

============第427回定期プログラムより==============

■ 退団のお知らせ

グレブ・ニキティン(GlebNikitin、首席コンサートマスター)
1993年10月入団以来7年間にわたり、札響のコンサートマスターおよび首席コンサートマスターとして活躍してきたグレブ・ニキティンさんが、残念ながら、この9月をもって退団することになりました。モスクワのボリショイ劇場管弦楽団・副コンサートマスターやクロアチア、ザグレブ・フィルのコンサートマスター等を経て、未知の札幌へ来たわけですが、さぞかしご苦労が多かったことと思います。今後は東京交響楽団のコンサートマスターに就任することになっていますので、新たな舞台での活躍をお祈りします。  
*なお、今回9月定期には本人の都合により出演できませんので、次回10月定期のときにみなさまにごあいさつさせていただきます。何卒ご了承ください

海藤正吾(かいどう・しょうご、ステージマネージャー)
当団ステージ・マネージャーの海藤正吾さんが、9月をもって定年退職いたします。1963年12月に入団以来、創世期ともいえる札響事務局の様々な業務に携わり、その後、文字通り札響の裏舞台を支えてきました。スタッフ、楽員からも人望は厚く、全国的にもその筋では名が知られ、一般の方にはわかりにくい札響の裏方を代表する名物的な存在でした。まさにご苦労の連続だったを思いますが、本当に長い間お疲れ様でした。
 
====================ここまで===================== 

ニキティン氏と海藤さんがいなくなっちゃうと札響の雰囲気だいぶかわるだろうな、と思います。ニキティン氏に関しては「英雄の生涯」とか「白鳥の湖」とかその他いろいろ、素晴らしい音色で忘れられないソロがたくさんあります。奥さんの三船優子さんともどもご活躍をお祈りします。来月の定期が最後なのでその時またご報告します。

海藤さんは札響の裏方の親方でした。プログラムの紹介にもあるように全国的に有名な人です。物凄い大酒のみで陽気な人です。団員の出演する室内楽の演奏会には遠くでも駆けつけて裏方を取り仕切ってくれます。私もずいぶんお世話になりました。ステージマネージャーってとても大切な仕事で職人的な熟練を必要とします。一見なにげなく置かれてるように見える椅子や譜面代もそれぞれの奏者の好みの高さや位置に設置されていて、またソリストなどの立ち位置にしてもホールの音響の癖など考慮してもっともいい位置に設定するのもステマネの仕事です。あと重要なのは指揮者やソリストの舞台への出入りのタイミングを決めるのもステマネです。その他にも雛壇を作ったり、ホールとの打ち合わせやステマネの仕事は数え上げたらきりがありません。室内楽の時などステージに出る時、海藤さんに「はい、いってらっしゃい」と送り出されると演奏が上手くいくかんじがするんですよね。
20日の定期では指揮者の高関さんにステージに招かれて花束贈呈がありました。ブラボーがたくさん出てましたね。

札響は退団しましたが、これからもいろいろなところで顔を合わせると思いますが、よろしくおねがいします。

定期終演後記念写真をとりました。

 

★新入団員のお知らせ。

ヴァイオリンに菅原牧子さん、海藤さんの後がまにステージマネージャーとして工藤寛明さんがそれぞれ入団しました。菅原さんは東京芸大を卒業してN響、東響などに客員奏者として参加するフリー奏者を経て8月1日付けで入団。定期は今回が初登板でした。

工藤さんは札幌出身で南陵高校、北星学園の文学部を卒業して国際音楽学校で学びました。東京や札幌で修行したのち仙台フィルのステマネを10年続け、この9月より札響のステマネとなりました。 
私事ですが実は彼とは東京時代からの友人でした。私が獨協大学に通っている頃に所属していたアマチュアのオーケストラに彼がコントラバスでいたのです。年齢も同じで同じ札幌出身ということで一緒に飲みに行ったりしてました。まさか将来同じ職場で働くことになるとは当時は想像すらできませんでしたが・・・。

 


ヴァイオリンの水谷さん、定年退職。(00年7月20日)

今月いっぱいでヴァイオリンの水谷正志さんが定年退職になります。定期演奏会は昨日が最後でした。水谷さんは1967年入団で33年間在籍していました。

33年といえばわたしの人生と同じくらい・・・。私が中学生の頃札響を聴きに行ってた頃は水谷さんはコンサートマスターをなさってました。ラジコンマニアで趣味も多彩な人です。昨日の定期演奏会では終演後ステージ上で大きな花束を3つもらい円公寺さんに紹介され万雷の拍手にこたえていました。


第二バイオリン首席に新入団員(00年7月20日)

 

7月1日付けで第二バイオリン首席に新入団員が入りました。河邊俊和(かわべとしかず)さんという人です。1967年生れ、東京出身ということです。九州交響楽団コンサートマスターという職歴の持ち主です。5月に行われたオーディションに合格して入団ということになりました。実はまだきちんとお話ししてないのですが、とてもまじめな感じの人です。昨日が定期演奏会初登板でした。


クラリネットに新入団員(00年6月9日)

お知らせが遅れましたが、5月付けでクラリネットに新入団員が入りました。三瓶佳紀(みかめよしのり)さんという人です。1970年生れの千歳出身の人です。札響に来る前はアンサンブル金沢の客員契約団員だったということです。

4月に行われたオーディションで30人以上の受験者の中勝ち残った強者です。あの時のオーディションは聴いているこちらがわもかなりしんどかったです。朝から夕方まで2日間クラリネットを聴きつづけて終いに頭痛に襲われました(笑)

 


札響、CDを世界発売(の予定) (00年5月11日更新)

今年の末か来年始めに尾高・札響のCDが英国のシャンドスというレーベルから発売される予定です。そのための録音が5月8日から4日間、キタラで行われました。今日はその最終日でした。札響のCDはいろいろ出てますが、今までのは日本の国内の現実的には一部地域でしか手に入らない自主制作的なCD。いわばインディーズ版です。今度のは発売されれば世界中のCD屋さんで売られるメージャーレーベルです。来年予定されている札響の欧州公演のプロモーションCD的な目的もあるそうです。

録音はとにかく疲れました。もうクタクタです。こういうオーケストラでの本格的なCD制作のための録音というのは初めての経験だったのですが、こんなに疲れるものなんですね。キタラの舞台には大小のマイクが20本くらい立てられてます。トーンマイスターという”録音監督”のような人がいて(この人は英国から今回の録音のために来て、指揮者でもあって有名な人らしいです)、指揮台の尾高さんとは指揮台の横の電話とヘッドフォンで連絡を取り合ってます。このトーンマイスターのO.K.が出るまで何回でも同じ箇所を演奏しなければならないシステムです。

録音は全曲通してというより小刻みに仕上げていく感じですすめられました。録音箇所が終了すると指揮者がモニタールームに行ってプレイバックを聴くか、もしくは指揮台から電話でトーンマイスターに連絡をとります。一度や二度でO.Kがでることは皆無で多い時では20回くらい同じ場所を録音しました。そのたび尾高さんが「練習番号10番のチェロの音程が気になった・・・・・・・と彼が行ってます。ボクではないです」などと言いながら無情に取り直しが進められます(笑)。

静かなところで物音を立てても取り直しになるので、音を出すところもさることながら出さないところに神経を使います。

通常の札響の練習日より40分長い拘束時間をフルに使っての過酷な4日間でした。・・・・これでいいCDできなかったら怒るよ!

余談ですがプレイバックを聴きに(というより見に)、楽屋を改造したモニタールームに行って見たのですが、録音ってMO使ってやってました。「ふーん、世界のメジャーレーベルってMOで録音してるんだ・・・・」と感心したりして器材を眺めてました。DATも積んでありましたが、その場で使ってたのはMOの方みたいでした。

録音曲目は下記です。

武満徹:「乱」、 波の盆
細川俊夫: 記憶の海へ−ヒロシマ・シンフォニー
尾高淳忠: オルガンと管弦楽のためのファンタジー

 


ヴァイオリンの山下浩司さん定年退職(00年3月16日更新)

3月いっぱいでセカンドヴァイオリン首席奏者の山下浩司さんが定年退職なさいます。最後の演奏会は京都公演になります。定期演奏会は3月17日が最後です。

山下さんは昭和43年入団の古株で長年首席奏者として弦楽器セクションの要として活躍してこられました。ピアニストの山下由莉子さんと札響のヴァイオリン奏者の山下暁子さんのパパでもあります。


クラリネットの高鹿さん定年退職(00年2月23日更新)

2月一杯でクラリネット副首席の高鹿昶宏さんが定年退職なさいます。18日の定期演奏会では終演と同時に指揮者の山下さんが「私の人生とほぼ同じ年数札響の発展のために尽くされた」と高鹿さんを紹介しました。花束を渡されお客さんと楽員たちの惜しみない拍手を笑顔で受けていました。

25、26日の「ドン・ジョバンニ」の本番が最後の演奏会になります。高鹿さん本当にお疲れ様でした。

追記(3月16日):26日のドン・ジョバンニの終了後、今まで字幕を流していた電光掲示板に高鹿さんがこの演奏会で定年するという字が流れ、舞台からオーケストラピットの高禄さんに大きな花束が渡されました。とっても粋な演出でした。


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